Foojin'BB

MODEL

RELYER 113MH

(リライヤー) Length:11'3" Lure:12-56g
PE Line:MAX#2.5 Weight:249g ¥65,000

磯やゴロタのシャローなど、ヒラスズキの生息する多様なシチュエーションに高次元広域対応。キャストフィール、操作性、リフティングパワーといった基本性能を愚直なまでに磨き上げた。
荒木潤一プロデュース

「磯を駆ける、黒銀のターゲットを
求めてやまない好事家へ」

荒木潤一

磯のヒラスズキゲーム。その野性味溢れる魅力とは波濤打ちつけるタフコンディション下で自然と相対し、獲物を探す楽しみ。人工物の一切存在しない荒磯というフィールドに立つと、かつての狩猟本能をより擽られるのかもしれない。危険回避の態勢を常に保つべく、軽快なフットワークが求められ、時に水際から後退したアプローチを強いられるのがこの釣り。制約の中で釣り味を損なうことなく魚をいなして獲る面白さ。さらには、美しい魚体を出来る限り傷付けずランディングできる事。私にとってこれらは外せない課題。 ロングロッドのアドバンテージを備えつつ、強風下でも持ち重りの無い長さというものにとことん拘った。そして数あるサンプルの中、飛び抜けたレスポンスをみせたのが、トータルバランスの高さがもたらす軽量感を発揮した11'3''というレングスであった。風を読み、波を読み、思い描いたトレースコースへとラインを捌く。一撃必殺ともいえる痛快さがこの釣りの醍醐味であるが、ヒラスズキを周年追い続けるアングラーにとって、シーズナルパターン及び活性に応じた、より繊細なアプローチが出来るロッドというのが必要不可欠になる。しなやかでいて、アキュラシーを損なわないティップ、低活性時のショートバイトを逃さない感度、速いカレントの中で根から引き剥がすパワーと粘り、強風下でも腕の延長になり得る軽さ。ヒラスズキ専用ロッドに課題は多く、求められるパフォーマンスは相反する。だが、その全てを克服するバランスを追求した「Foojin'BB RELYER 113MH」。先鋭でいて曲がる、しかも軽い。アピアの「進化」がここに結実した。
荒木潤一について