リバーゲーム用のジャークベイトとして開発したバグラチオンですが、背中が切り立ったナイフエッジを持ち、水流を切り裂くようなボディが外見上の特徴です。この水切りの良いボディは河川の速い流れの中でも、それを切り裂くようにスイム。そして、大きめに設定したリップはしっかりと水流を捉えます。特にダウンクロスでのトゥイッチやジャークでは決して水面を割ってしまうことはなく、スライドするようなダートや激しいヒラ打ちを演出する、正に"ジャークベイト"と言うに相応しいプラグです。
「バグる」必釣メソッド
“今まで口を使わせることができなかった魚”を
釣る!! by. 安田ヒロキ
ルアースピードは高速リトリーブ!明暗を並行に早巻きするだけ。
泳ぎが破綻する2段階手前のイメージで。
使用ロッド:GRANDAGE STD.93MH
>> 『バグる』とは一体どんなメソッドなのか?
>> 『バグる』~パターンのおさらい編~
『バグラチオン』を使用してナイトゲームの明暗で圧倒的な釣果を叩き出したシークレットメソッド、通称“バグる”。そんなフレーズまで誕生し、瞬く間に流行したこのメソッドはどんなものなのか。一言で言えば「明暗を並行に早巻きするだけ」と極めてシンプル。河川の橋周りの明暗が絡むポイントは、一般的に「ドリフトの釣り」が思い浮かぶだろう。ミノーやシンキングペンシルを流れに乗せて明から暗へと流していく釣りだ。様々なルアーやカラーをポイントへと送り込み、反応する魚を釣りきった後、皆さんは最後の手段としてどんなルアーを投げるだろうか?
私も以前はバイブレーションのリフト&フォールや早巻きを試していた。そんな中で、シャッドタイプの早巻きがよく釣れることに気付く。しかし、軽量な物が多い故に飛距離が不十分で攻めきれないという欠点にも直面。そこで手にしたのが『バグラチオン』。本来のコンセプトはジャークやフォールでの使用を主眼に置いているが、早巻きで非常によく釣れたのである。80mm/13gのスペックは風が吹いていても飛距離を確保。早巻きするとフラットサイドボディによる強波動とフラッシング効果でリアクションバイトを誘発する。ランカーの実績も高く、その釣果は想像を超えるものだった。使い方はとても簡単。明暗を並行に巻ける立ち位置からやや明部側に投げ、暗部を通ってくるように早巻きするだけ。キモはバイブレーションを巻くようなイメージの速度でリトリーブすること。スローリトリーブが主となるナイトゲームだが、魚の目の前を強波動かつ高速で小粒のルアーが通る事により、堪らず口を使ってしまうというわけだ。まだ居ると思われるポイントで何をしても喰わない時、最後の切り札として是非試してもらいたい。
安田ヒロキについて
安田ヒロキについて
リバーゲーム用のジャークベイトとして開発したバグラチオンですが、背中が切り立ったナイフエッジを持ち、水流を切り裂くようなボディが外見上の特徴です。この水切りの良いボディは河川の速い流れの中でも、それを切り裂くようにスイム。そして、大きめに設定したリップはしっかりと水流を捉えます。特にダウンクロスでのトゥイッチやジャークでは決して水面を割ってしまうことはなく、スライドするようなダートや激しいヒラ打ちを演出する、正に"ジャークベイト"と言うに相応しいプラグです。
背中のナイフエッジ形状は水を切り裂く効果があり、ジャーキング操作が素早くルアーのアクション始動への伝達するレスポンスの良さがある。ただ巻きでの強波動はリアクションバイトを誘発し、明暗の境を早巻きで巻くことにより堪らず魚が口を使ってしまう。通称”バグる”が最後の切り札となる。
[全長] 80mm
[重量] 13g
[タイプ] シンキング
[アクション] ウォブンロール+ローリングフォール
[フック] #6×2pcs
[本体価格] ¥1,690(税込価格:¥1,859)