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遥か沖に潜む“海の怪物”を獲るために。NEW Foojin’RS LEVIATHAN S106MH Writting by 鎌田智輝

Text鎌田智輝

どうも!秋田県アンバサダーの鎌田です!

 

いつの間にか各地テスターによる「NEW Foojin’RS」のインプレがすっかりシリーズ化してきましたねぇ~

長々と書いてもスクロールで飛ばされそうですので(某横綱先輩のような)前置きはさて置き…笑

サッサと本題に入りたいと思います…笑

 

 

鎌田の担当は“Foojin’RS LEVIATHAN(リバイアサン) S106MH”です。

私の場合テスト段階からの使用ではなく、いわゆる完成品からの実釣スタート。

昨年11月中旬~今年の1月中旬頃までの、約2か月間使用したインプレとなります。

 

〇想定エリア

初代RSにラインナップされていたBELUGA 105MHの後継モデルにあたるリバイアサン106MH。

前作の印象だった“MHの割にはしっかり曲がる”印象は一新され“適度な張りのあるクセの無いMH”といったフィーリング。

HPにも“サーフ、大型河川、磯場”と記載がある通り、飛距離勝負な大場所での使用を想定したパワー系遠投モデルのロッドになっております。

 

〇実釣シチュエーション

実際にリバイアサンを使用た環境ですが、メインは「夜の磯マルゲーム」です。

 

 秋田県を含む東北日本海側の地域は、晩秋から冬季にかけてほぼ毎日「西~北の風」が嫌になるほど強烈に吹き続けるのですが、その時期になると河川から抜けたシーバスは外洋に出て産卵の準備をしています。

 

この時期私が狙っているのはその魚、いわゆる「プリスポーンのスクール」を狙った回遊待ちの釣りです。

・メインの流れ(沖の潮目)

・沖のうねりがシャロー側へ水を押すことで発生する地形の流れ

 

この2つの流れをイメージすることが魚を見つけるコツ。

波高1.5~2.0m、風速10m程度のラフな状況で、少しでも風を背負える角度で立ち、魚が通る可能性が高い「一番いい」流れで魚を待ちます。

そんな釣りにリバイアサンはドンピシャのスペック。

 

感度を求めると弱い、パワーを求めると繊細さを失う。

 

アングラー側が不利になることの多い磯のタフなシチュエーションにおいて、これまでは感度や操作性を犠牲にしても、掛けた魚をコントロールできるタックルバランスを優先してきました。

素材の進化によって感度と強さが両立されたことで、今までハッキリと認識することができなかった(できていなかった?)遠距離の流れに対する解像度が上がったように感じています。

 

〇“海の怪物”

記録的な不漁によりほぼ消滅しかけている秋田の冬の風物詩「ハタハタパターン」

 

昨年は特にその雰囲気を感じる瞬間がありませんでしたが、ベースの考え方はあくまでプリスポーンのスクール狙い。

一見するとただの大場所と捉えがちですが、シモリ根やスリットで形成されるピンの流れがキモ。

 

流れを感じる、掛けた魚は根を交わして強引に寄せてくる。

風とうねりの関係性から魚が寄る可能性が高い立ち位置にトライし続けるのみ。

 

そしてその瞬間は突然訪れます。

 

シャローに這い上がったうねりが沖に払い出すことでできる地形の流れ、その流れがぶつかる根のブレイク。

90m程沖で、パンチライン130についばむような小さなバイト。

 

ラフな状況でも流れを見つける感度と、曲げ込んでから発揮される復元力による魚を寄せるパワー、キャッチの瞬間まで不安は一切ありませんでした。

 

【 97cm / 7kg 】

 

沖の流れに対する解像度が増したことで見えてきた遥か沖に発生するカレントを捉えたことでま見つけた1匹。

 

リバイアサンという言葉は、旧約聖書に出てくる海の怪物の名前らしい。

この魚をキャッチ出来るのなら、バッチリな仕上がりでしょう~。

 

 

〇インプレッション

 

MH標記のイメージ通り、張りのある先調子のロッドといった印象です。

各テスターによるNEW Foojin‘RSインプレにも共通している通り体感できる大きな進化として

・軽いのに強い

・強いのにしなやか

といった点が挙げられます。

 

リバイサンに関して言えば10.6ftのロングレングスモデルでありながら、キャストフィールは9ft台のような軽快さがあり、テイクバックの範囲が限られるサーフでのウェーディングや、クイックなキャストが求められるデイゲームのサラシ打ちもストレス無く可能。

 

 

モデルの方向性的に遠投する場面が多い時点で風の影響を受けることは避けられませんが、ラインメンディングの為の細かいロッド操作1つとっても、自重の軽さはアングラーの体への負担を減らす大きな要因であると実感しています。

 

 (磯ヒラのような)強烈な磯の釣り以外、飛距離とパワーの両立が求められるシチュエーションにおいては、ほぼこの一本でまかなえると思います。

 

素材の特性上、長尺モデルこそメリットを感じやすいと思います。

ヒラメ、青物、シーバス等々、遙か沖に潜む”怪物”に挑む、そんなアナタにオススメ…!!

 

今年も全国各地で試投会が開催されますので、是非進化を体感して頂きたいと思います。

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