熊本県フィールドテスターの元田浩之です。
2026年の第一弾として発表された二代目Foojin’RSシリーズ。その中から、私がテストを担当した「DESIRES95MH」のインプレッションをお届けします。
初代DESIRE95MHのサンプルを宇津木社長から「熊本仕様やから宜しく頼むで!」と手渡されたあの日から、月日を経てついに二代目がリリースされます。
熊本のフィールドに向き合い続けてきた私にとって、感慨深い一本です。
“強いのに、繊細”
MHクラスのパワーロッドでありながら、このロッドの最大の特徴は「小さいルアーも気持ちよく飛ばせる」ところにあります。
デイゲームではアップライジング70やドーバー70シリーズ、アルゴ69といった小型プラグの細かい操作もストレスなくこなせますし、エルドール115Fを使ったジャーキング(いわゆる”エルジャーク”)もティップからベリーがスムーズに曲がるため、思い通りのアクションを引き出せます。
「MH=硬くて重くてバレやすい」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、二代目DESIRES95MHはその印象を良い意味で覆してくれます。
X-FORCE100の採用でネジレが抑えられ、曲がるべき場面でしなやかに曲がる。
それでいて十分なパワーがあり、軽量で感度も高い。初代の良さを継承しながら、確かな進化を遂げた一本です。
飛距離と操作性を両立する設計
私のメインフィールドは河川のナイトゲーム。13〜18cmクラスのミノーやトッププラグを軸に、特にラムタラ130FL/SPL、 バレーヌ160FL/SPLを主力ルアーとして使っています。
47gある160SPLもこのロッドなら非常によく飛び、近くのアングラーさんから「何を投げているんですか?」と声をかけられることもあるほどです。
飛距離の秘訣はバットのしなりにあります。バットをしっかり曲げ込むことで生まれる反発力がルアーにロスなく伝わるため、フルキャストしなくても7〜8割の力で十分な飛距離を稼げます。X-FORCE100によるネジレ抑制と、ナノジョイント並継構造の恩恵が大きく効いていると感じます。
感度と追従性がバラシを減らす
ラムタラ130FLを使った明暗のドリフトゲームでも、張りすぎないティップと向上した感度により、小さなバイトをしっかり手元でキャッチできます。フッキングも決まりやすく、実釣での信頼感は非常に高いです。
そしてこのロッドの真骨頂は、流れの強い場面にあります。熊本は干満差が大きく、大潮の下げ潮でランカーシーバスを掛けることも珍しくありませんが、バットからしっかり曲がることで魚の引きをいなしながら浮かせていける。
剛腕一辺倒ではなく、しなやかさの中に芯の強さがある。
その特性がシーバスの動きへの追従性を高め、結果としてバラシの軽減につながっています。
まとめ
軽くなった自重、向上した強度、そして増した扱いやすさ。
二代目Foojin’RS DESIRES95MHはランカーシーバスを獲るために生まれたロッドでありながら、これまでのMHロッドの概念を大きく塗り替えてくれる存在です。
今年も全国各地で試投会が開催予定です。
ぜひ実際に手に取って、投げて、曲げてみてください。この”新感覚のランカー捕獲ロッド”の実力を、体感していただければ幸いです。




