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【2026NEW PRODUCT】小さいエルドールが登場!「AILED'ORE(エルドール)85SSL」 完全ガイド Written by 中井佑一郎

Text中井佑一郎

広報の中井です!

いよいよ2025年も最終月に突入しました。
秋は釣りもイベントもハイシーズンということもあり、毎年本当にあっという間に過ぎていきますね。

この時期になると、各メーカーから来年の新製品情報やフィッシングショー限定アイテムが続々と公開され始めます。
アピアも少しずつ情報をお届けしていきますが、今回はその中から新製品ミノー『AILED'ORE(エルドール)85SSL』をご紹介します。


■ エルドールとはどんなルアーか

AILED'ORE(エルドール)115F

エルドールは広島の河川を起点に開発された、速い流れ・太い流れの中でも使いやすさを発揮するシャローミノーです。
独特の小型リップで水を受け、ロール主体の大人しいウォブンロールアクションが特徴となっています。

クロス~ダウンの強い流速下に入っても暴れすぎず、シーバスへのバイトチャンスを維持しながらしっかりと引いてこられる点が魅力です。

さらに、空気抵抗の少ないボディ形状により同サイズ帯でも屈指の飛距離性能で、オープンエリアでも広くサーチできる性能を備えています。


■ ジャーキング、通称 “エルジャーク” の破壊力

エルドールの代名詞とも言えるのが“エルジャーク”。
ロッドアクションを加えると左右へ鋭くダートし、時に上方向へとイレギュラーな動きを見せます。

この不規則なアクションが、追尾してきた魚や居着きの魚にスイッチを入れ、リアクションバイトを誘発!

フィッシュイーターから逃げ惑うベイトは必ずと言っていいほど水面方向へ上昇します。
エルドールのアクションはまさにその動きに近く、水面を割るバイトが多いことも特徴です。

特に水深2m前後のシャロー帯が得意で、河川との相性は抜群。
デイゲームで使われることが多いメソッドですが、実はナイトゲームでも明暗や常夜灯周りで非常に効果的です。

めちゃくちゃ出れば気持ちいいメソッドです♪

▼より詳しい解説はこちら

https://youtu.be/PbS6LVc5zaQ


■ 待望のダウンサイズモデルがついに登場

こんなん釣れるに決まってる!(笑)

私自身も上下のサイズ展開を求めていたので、ようやく1つ形になりお届けできることが嬉しい限りです。

ここ数年、春先になるとユーザーの皆さまから「ダウンサイズが欲しい!」という声を多くいただいていました。

待ち望んでいたユーザー様も多いんじゃないでしょうか♪


■ 特徴とスペック

● スペック

AILED'ORE(エルドール)85SSL
・全長:85mm
・重量:10g
・タイプ:スローシンキング
・レンジ:MAX 約50cm
・フック:#8×2(BKK FANGS-62UA)
・リニアエンジン搭載モデル(SSL)

スローシンキング仕様とリニアエンジン搭載モデルを組み合わせた“SSL”で、アクションはタイトピッチなロール主体のウォブンロールになっています。

速い流れの中で使いやすいのはもちろん、汽水湖のような流れが緩いエリアでも流れの変化を捉えやすく、汎用性の高い仕上がり。

10gとは思えない飛距離も魅力で、小型化してもリニアエンジンの恩恵はしっかり感じられます。

“エルジャーク”はオリジナルより軽い操作がベスト。
トゥイッチに近いイメージで優しくアクションさせるのがポイントです。


■ なぜスローシンキングなのか

エルドールはヘッド部分の前にリップが取付されているため、中のウエイトが後方に移動して浮いているとき、リップが水面から出た状態になります。
飛行姿勢を崩しにくい代わりに、糸ふけをコントロールしたとしても風が強い日にはどうしても影響を受けてしまいます。(ラインに引っ張られて水面を滑ってしまう)

そこで改めて見直したのが“スローシンキングタイプとしての設定”
ボディサイズが小さくなり軽量化されるほど、ラインの引っ張りに影響を受けやすくなるため、あえてスローシンキング化することで、水をしっかりと噛ませ、アクションの立ち上がりを改善しています。

この調整によって、
巻き始めからしっかりと“釣れるアクション”へと移行するレスポンスを獲得。
風の影響が強い場面でも、ストレスなく狙ったコースに乗せられる扱いやすさが生まれました。


■ 各地での実績

(アンバサダー内田 聖・愛知)
(アンバサダー吉岡慧人・広島)
(アンバサダー石賀友規・鳥取)

デイゲームではテンポよく動かして積極的に誘い、ナイトゲームではスローな展開でじっくり見せる。
どちらのシーンでもその持ち味を存分に発揮してくれます。


■ 春の定番パターンに広く対応

春のシーバス攻略で欠かせない、

・ハクパターン
・稚鮎パターン
・カタクチイワシパターン

これら全般に高い適性を持ちます。
さらに、シラスやアミにも対応しやすいカラーラインナップを展開しています。

カラーラインナップ

3月のリリース直後から全国で活躍してくれること間違いなしの一本ですので、ぜひお試しください。


■ 釣りフェス・フィッシングショー限定カラーも登場!

2026年開催の各フィッシングショー(釣りフェスティバル横浜、東北フィッシングショー、大阪フィッシングショー期間中アピアギャラリー、APIA WEB SHOP)では、パイロット生産限定カラーを販売予定です。

詳細は公式SNSやHPなどで追ってお知らせしますので、こちらもぜひご期待ください!

■まとめ

ルアーサイズが10cmを越えてしまうと、一気に反応が悪くなってしまうこともある気難しい早春のシーバスゲーム。

85mmというサイズは小さすぎず大きすぎず。しっかり飛距離も確保しつつ、様々なパターンに対応できる仕様となっています。

“チビドール”チビエル”が全国のフィールドでが活躍してくれるのを楽しみにしています!

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