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巨大魚ハンター 北添貴行

アピアが誇るスーパーランカーハンターの一人に”やんやん君”の名称でお馴染みのアンバサダー北添貴行氏がいます。

2024年8月、北添氏から自己記録を更新するアカメ130cmOVERをキャッチしたと連絡が入りました。

やんやん君といえば過去10本以上メーターオーバーのシーバスをキャッチしており、シーバスのランカーハンターとしても有名ですが、その圧倒的な実績の中でもアピアとして思い出深いのは、2014年のFoojin’R発売直前の雑誌ロケ中にでた121cm15キロというモンスターシーバスではないでしょうか。

この時も取材という事もあり、さんざんキャストを繰り返してプレッシャーがかかったポイントにもかかわらず、記録級のモンスターシーバスに口を使わせキャッチしていることに脱帽です。

そのレプリカは今もアピアギャラリーに飾ってあります。

今は大阪に拠点を置いてますが、高知県在住時はシーバスやアカメ狙いでフィールドに通う日々。しかし、これほど実績を残しているのは単純にフィールドに通っているだけではありません。

その時の海の状況、川の状況、天気など全ての要因を計算してフィールドにエントリーし、周りの人とは違う角度で全体を見る観察力がとにかく鋭いところがあります。

当時はスピニングで太糸を使用したタックルが自身のスタイルでしたが、大阪に移り住んでからはビッグペンシルやジャイアントベイトを駆使するスタイルに変化し、必然的にベイトタックルスタイルへと変わっていきました。

今回のアカメをキャッチした日は、アングラーの数も多くプレッシャーも高い状況でしたが焦らずにポイントを選び、ポイントに入ってからはすぐにキャストせずにベイトの状況・流れを観察。実はこの前日も大型のアカメをキャッチしていたのですが、その時の状況と雰囲気が似てくるのを感じ取ったようです。

そしてアカメの気配を感じ取り、狙ったピンへジャイアントベイトを送り込み、なんとその1投目で巨大な水柱が上がりヒットへと持ち込んだようです。

ヒットした後も焦ることなく、アカメの強烈な引きをいなして無事にランディングへ。

その場にいなくとも自身の経験を元に、今回も落ち着いたファイトでやりとりされていたことが目に浮かびます。

今回やんやん君がキャッチした130㎝越えのアカメは決してまぐれや奇跡ではなく、自身が狙い定めてキャッチした価値のある1匹です。

1匹の魚がこんなにも感動を与えてくれる。

そんな最高の1匹との出会いにアピアのロッドが携わることができたことを誇りに思います。

ROD: APIA GRANDAGE MEGASOUL C62HH+

REEL : DAIWA TATULA TW 300XH

PE: SUNLINE MEGA SLAM×8 110lb

LEADER: SYSTEM SHOCK LEADER NY 130lb

LURE: DRT KLASH "GHOST

HOOK: gamakatsu SP-XH2/0