アピアフィールドモニターの遠藤圭介です。
契約をさせて頂いてから日が浅く、私のことを知らない方が多いと思うので簡単に自己紹介をさせてください!
宮城県仙台市在住、主に東北でルアーフィッシングを楽しんでいます。
季節に合わせて様々な釣りをしていますが、その中でもサーフゲームに主軸を置いて活動しています。
宮城県のサーフは黒潮と親潮がぶつかる栄養豊富な海域であり、日本全国でもヒラメ、マゴチ等のフラットフィッシュの魚影が濃く、私の大好きなエリアで日々通っています。
そこで今回、2026年4月に発売となるNew Foojin’RSの全12機種のうち、
【MAJESTIC SURF(マジェスティックサーフ)106M】をテストさせて頂きました。
先に言ってしまいますが、「私が求めていたサーフロッドはこれだ!」と感じており、
その魅力や理由を一生懸命綴ってみるので、温かい目で読んで頂けたら嬉しく思います。
Foojin'RSシリーズはシーバスロッドではありますが、モデル名からも分かる通り、このロッドはサーフ専用設計に仕上がっています。
NewRSをテストさせて頂いた期間、前作RSと投げ比べながらサーフに通っていたので、
その違いや、進化を感じた点を中心にお伝えできればと思います。
↑上が新モデル、下が旧モデル
まず、近年私が感じているサーフゲームの変化についてお話させてください。
結論から言うと、それは「フィネス化」です。
サーフアングラーの人口はコロナ渦を境に激増し、ハイシーズンになると夜明け前から見渡す限りびっしり。
そんな光景が当たり前になっており、それに伴い、無論魚は口を使いにくくなります。
↑ハイシーズンの休日朝の光景
それでも釣ることを諦めないのが釣り人の性。
以前はヘビーウエイトのルアーをかっ飛ばし、沖の魚を狙い撃ちするのがサーフゲームの支柱となる考え方でしたが、
近年は軽量のジクヘッドワーム、ミノーやシンキングペンシルといったプラグを使用し、
手前数mの波打ち際まで丁寧にじっくりサーチする釣法が普及しつつあります。
斯く言う私もサーフフィネスに魅了された一人です。
今までは回収してしまっていたその範囲にも魚は潜んでいることを知り、奥深さを日々感じています。
↑サーフフィネスで爆発した日。午前中に40本キャッチ
しかし、遠浅サーフでは潮位変動や天候によってフィールドが受ける影響が大きく、
地形や波の変化によって、短時間で魚の着き場がガラッと変わることが多々あります。
それにより、手前を打てない、魚のポジションが遠くなるといった状況が生じ、
フィネススタイルが潰されてしまうことは少なくありません。
何を言いたいかというと、「フィネス一辺倒では太刀打ちできない」ということです。
魚に少しでも多く出会うには、これまでの「強い釣り」も必要だと考えています。
↑荒れている冬のサーフにてヘビーバイブレーションでキャッチ
ここからはロッドにフォーカスを当てていきます。
「サーフ専用ロッド」と聞くとどのような竿をイメージしますか?
私は「太く、強く、重い」というイメージを持っています。
その理由としては、
・ラインが波や風にとられていてもフラットフィッシュの硬い顎を貫くフッキングパワー
・重量ルアーを沖まで運ぶ遠投性能
上記の要素が必要であり、それに長けています。
しかし、先述したようなサーフフィネスには適応しにくいのが難点です。
それは何故かと言うと
・軽量ルアー使用時、キャスト時にロッドを曲げ込みにくい
・ロッドが強く重いため、操作感や感度が落ち、フィネスの利点である繊細さが出しにくい
といった弱点もあります。
前置きが長くなりましたが、Foojin'RSの使用感について触れていきます。
まずは前作RSについてです。
前作に関しても基盤がシーバスロッドのサーフ専用設計モデルであり
・遠投性能
・軽快性、感度
・操作性
に関しては優れた性能を持ち合わせていると感じております。
↑先述した40本キャッチした日は前作RSを使用
反して気になった点。
まず1つ目は、重量ルアーのキャスト時にややダルさを感じること。
柔軟性が高く、曲げこみやすいロッドではありますが、
特に40gクラスのヘビープラグは完全には弾き切れず、ルアーの重みがロッドに残ってしまう感触がありました。
2つ目は、軽量ルアー(特にジグヘッドワーム等の柔らかく体積が大きいもの)をキャストする際に飛行姿勢が崩れやすいこと。
フラットフィッシュは第一ブレイクよりも手前に着くことは少なく、最低限その奥に投げ込む必要があると考えています。
そのため、サーフフィネスの天敵である飛距離を軽量ルアーで確保するには、飛行姿勢が非常に重要になりますが、ティップブレの影響かルアーが回ってしまうことがあります。
(この問題は前作RSに限った話ではありませんが)
そしてここからはNewRSについて
スペック↓
Length:10.6ft
Weight:159g
Lure:10-48g
Line:0.6-1.2
Carbon:100.0%
まず、最初に持ってみて感じたことは「軽いっ!!」
元々軽いロッドでしたが、この更なる軽量化は「X-FORCE100」の搭載によるものです。
特に私が実釣を通して恩恵を感じたことは、
・軽快性、感度
・収束力
・反発力
これらの向上であり、下記へ繋がります。
前作が160gであったのに対し、今回は同レングスで159g。
「たった1g」と思う方もいるかもしれませんが、軽快性や感度に与える影響は大きいです。
10.6ftでこの自重のサーフロッドはあまり他には存在せず、
ロッドの軽さによる操作性、振り抜きやすさは大きな武器になります。
そして私がテスト中に最も驚いた点。
それは「軽量ルアーが回りにくいこと」です。
矢のような飛行姿勢でジグヘッドワームがスパァーっと飛んでいきます。
具体的には、前作RSで3投に1回は回っていたルアーであれば、
NewRSでは10投に1回程度しか回らない印象です。
(※ルアーの種類による部分はあるとは思いますが)
また、恩恵を受けるのは軽量ルアーのみではなく、
前作では若干のダルさを感じていたヘビープラグも明らかに振り抜きやすくなりました。
↑約40gのヘビーシンペンを沖の背に通してキャッチ
私の感覚としては、
「ロッドが強く硬くなり、重量ルアーを背負えるようになった」
というよりも、
「曲げ込むと、ロッドの反発力で弾き切れるようになった」
という表現がしっくりきます。
これまで軽量化にダルさは付き物と思っていたので驚きました。
これらの飛行姿勢やダルさの改良は、
X-FORCE100搭載による100%ピュアカーボンによって収束力や反発力が向上した恩恵かと思います。
今作も柔軟性は引き継がれており、7-8割程度の力でしっかりと曲がってくれます。
無理に力まず、ロッドの反発力に頼ってキャストするイメージ。
フルキャストするよりも飛行姿勢が安定しやすく、結果的に飛距離が出しやすくなります。
サーフゲームは非常に重いライフジャケットを着ながら砂浜を歩き回るため、ロッドの性能のおかげで体力を温存できるのは嬉しいメリットです。
「よく曲がる」ということは魚が暴れたり、波打ち際で強い負荷がかかった際にしっかりと追従して曲がってくれます。
サーフでは寄せ波、引き波の連続で一定のテンションをやや保ちにくいですが、
骨幹はシーバスロッドであり、その性能を活かしていなしてくれます。
↑波打ち際の攻防の安心感
対応するルアーウエイトはスッペク上では10-48gですが、
ベストウエイトは30g±5gあたりでしょうか。
とはいえスペック表記範囲のウエイトであれば軽くても重くても無理して投げている感覚はありません。
むしろ私が個人的に一番推しているのは軽量ルアー(15gあたり)のフィーリングです。
テスト時に組んでいたリールは、
・22EXIST4000 XH(205g)
・23VANQUISH4000XG(205g)
を主に使用していました。
私は普段PE0.6号を使用しています。(※エイが多い時期は0.8号)
細糸ではありますが、飛距離up、風や波の影響を交わしやすいといったメリットが大きいため採用しています。
(後述するフィールドの特徴も理由の1つです。)
このスタイルを成立させるためには、キャスト時やファイト時のライン負荷を軽減するために曲げ込めるロッドが必要であり、その点においてもMAJESTIC SURF106Mは適していると感じています。
↑NewRS(プロト)+22EXIST4000 XH
↑NewRS(プロト)+23VANQUISH4000XG
最後に ロッドパワーに関しても少し。
正直、私は普段あまりロッドパワーを重要視していません。
宮城サーフは沈み根がほぼ皆無であり、魚を引き剥がさないとキャッチできないという状況があまりないからです。
しかし、外道としてよくエイやサメといった大型魚がかかります。
これまで特大サイズがかかってしまうと細糸では成す術なくブレイクすることが多かったのですが、明らかにキャッチ率が上がりました。
ロッドを曲げこんで待っていると、強烈な復元力でボトムにべったりと張り付いたエイがじわ~っと浮いてきます。
根が点在するフィールドのアングラー様には強い味方になってくれるはずです。
↑特大エイのスレがかり。この時はPE0.6号にて。
まとめ
サーフゲームにおける釣法は多様化してきており、扱うルアーウエイト、種類は幅を広げています。
この釣りは基本的にロッドを複数持ち込むことは難しく、
釣りにおける引き出しを減らさず、何でも1本で高水準にこなせるロッドが理想的と私は考えています。
それを具現化しているのがNew Foojin RSのMAJESTIC SURF106M。
ピーキーさは無く、初心者から上級者まで使いやすい1本に仕上がっています 。
是非サーフアングラーの皆様に体感して頂きたいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

.jpg?w=828)


.jpg?w=420)