Reelリール

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「キング」に登り詰める者の手の中に。

25 VENTURA LT4000-CXH

2025年9月発売予定

¥90,000(税別)

25 VENTURA LT4000-CXH

「キング」に登り詰める者の手の中に。

ロックンロールの世界で「キング」と呼ばれるエルヴィス・プレスリー。
キングと呼ばれるようになる前の彼は、従来の価値観に反逆する若者の象徴的な存在でした。
スターダムに登り詰めていく彼の腕で存在感を放っていたのが「VENTURA」というモデルの腕時計。
奇抜なデザインと世界初の電池式腕時計として話題となり、今でも世界中で、あの頃の精神とスタイルを愛する人に根強く愛されるプロダクトになりました。

20数年、ロッドづくりの世界で高みを目指してきた私たち。
私たちのロッドに寄り沿う相棒となるリールは、エルヴィスにとっての「VENTURA」のようなアイテムにしたい。
そんな願いを込めて、25 VENTURAは誕生しました。
最新の技術をAPIAの思想に合わせてカスタムチューン。
ひと巻きごとに伝わる感触。手に吸い付く握り心地。
ロッドとの相性。何度も目に入るからこそのデザイン。
APIA VENTURA、新たな「キング」に登り詰める者の手の中で、共に上質な時を刻みたい。

実践から導かれたAPIAカスタムチューン

2015年アピア初のカスタムチューンリール『VENTURA』が誕生して10年。今年2代目となる『25VENTURA』が再びシーバスシーンに登場する。ロッドもさることながら、この10年という歳月はリールのテクノロジーも絶えることなく進化しており、その主たる方向性は《軽量化》と《剛性化》に二分されるといっても良い。『25VENTURA』はグローブライド社の全面協力により、その両面を成し得たモデルだ。破格のパワー・剛性・耐久性を持つ一体成型のフルメタルモノコックボディを採用し、内部は搭載したマグシールド箇所、及びボールベアリング数はフラッグシップモデルに匹敵することで、滑らかな巻き心地を実現。特に拘ったのは独自のハンドル設定だ。巻き取り時の感度重視ならショート、パワー重視ならロングというのが一般的だが、共に求められる要素を高バランスで融合。エクストラハイギアでありながら巻き感度を向上させたアームレングスに設定し、いざファイトの際にはしっかりと握り込めるパワーライトノブを採用するなど、まさに実戦を第一としたアピアらしさをふんだんに盛り込んだカスタムモデルと言える。サイズはシーバスゲームで最も汎用性の高い4000番コンパクトボディは、一台で港湾部・河川・外洋とあらゆるフィールドに対応する。『25VENTURA』は10年の時を経て更に進化を遂げた特別限定仕様だ。

Feature

付属品

  • ワーニングカード
  • リールバッグ
  • スプール位置調整ワッシャー
  • ノブ用工具

Spec

標準自重(g):240
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):99㎝
ギア比:6.2
標準巻糸量ナイロン(lb-m):12lb(0.28mm)-150m/14lb(0.30mm)-130m
標準巻糸量PE(号ーm):1.5-200m/1.2-310m
ハンドルアーム長(mm):55mm
ベアリング(ボール/ローラー):12/1
最大ドラグ力(kg):12㎏
スプール寸法(径mm):Φ51mm
ハンドルノブ仕様:パワーライトノブMロング
ボディ素材:アルミ
ボディ構成:モノコック
ローター素材:ZAION
防水機構:マグシールド(ドライブギア両端、ピニオン部、ラインローラー部) *フルマグシールド。
スプール素材:薄肉アルミ

※巻糸量は目安であり、メーカー・アイテム・テンションにより異なります。
※巻き取り長さはハンドル1回転あたりの長さです。

・ボールベアリング搭載箇所 
12BB搭載
ピニオン部2BB(CRBB)
ドライブギア部2BB(MSBB) *MSBB=マグシールドBBの略
ラインローラー部2BB(CRBB)
ハンドルノブ部2BB(CRBB)
スプール部1BB(CRBB)
スプールメタル部1BB(CRBB)
メインシャフト部1BB(CRBB)
オシレートギア部1BB(CRBB)


> 取扱説明書

エアドライブデザインは、釣り人が求める意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想。エアドライブデザインは、最大4つのテクノロジーで構成されています。巻き出しが軽く、ハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローターの搭載を必要条件とし、軽量、トラブルレスなエアドライブベール、不要な肉を限界まで削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計のエアドライブスプール、メインシャフトを高精度カラーで支持し、さらにピニオンギアと非接触構造とすることで、高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能としたエアドライブシャフト。これらの相乗効果とリールの重量バランスの改善により、高次元での操作性を実現します。

独自の理論により、球体からそのまま切り出したかのような新形状を導き出し、そこからさらに不要な肉を徹底的に削ぎ落すことで、剛性を維持したまま、大幅な軽量化を実現します。操作性、感度の向上に繋がる巻き出しの軽さが飛躍的に向上しました。

加工難度が非常に高い、高密度にカーボン繊維が織り込まれた特殊樹脂を、DAIWAの独自技術で成形に成功しました。驚異の軽さと強さを兼ね備えたDAIWAカーボンマテリアルの頂点。その性能を纏うことが許されるのは、上位モデルのみの特権といえます。
※ローターにZAIONを採用。

剛性と軽量性をもたらす中空パイプ構造を採用してきたエアベールを、さらなる軽量化を実現するべく、必要強度を維持しながら小径化。ラインがベールからラインローラーヘと、よりスムーズに移行可能な最適なベール角度に傾斜セッティング。さらなる軽量性、トラブルレスを実現しました。

不要な肉を削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計。スプールスカート部の薄肉設計はもとより、スプール内部の肉抜きに至るまで徹底的に軽量化。スプールが軽量となることで、巻き出しの軽さやキャスト動作などの操作性が向上しました。さらに作動抵抗の少ないドラグ発音機構により、ドラグ作動時のレスポンス向上を実現します。

メインシャフトとピニオンを非接触構造とし、摩擦抵抗をゼロにするリニアシャフトを、さらにピニオンの両端をBBで支持することで、入力されたパワーを最大限回転力ヘ繋げることを可能としたシステム。さらにメインシャフトを高精度カラーで支持することにより、回転ノイズを徹底的に減らすことを可能としました。

強靭・耐久テクノロジー、モノコックボディ。従来スピニングリールは、ボディとボディカバーでドライブギアの両端を支持し、それを数箇所のスクリューで固定する方式が一般的でした。この構造から、更なる精度と剛性の向上を目指し、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをねじ込むことで固定したのがモノコックボディ。これによりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上しました。更には、従来スクリューに取られていたスペースを活用し、ドライブギアのサイズを極限まで拡大することにも成功。モノコックボディとは、MONO(ひとつの) - COQUE(殻)という意味。一枚貝の殻がそうであるような強靭さを象徴する、まったく新しい形状はリール構造の常識を打ち破ります。

ボディとローターの隙間に磁性を持つマグオイルの壁を作り、海水や埃などの侵入をシャットアウトするDAIWA独自の防水構造。※25VENTURA搭載箇所:ドライブギア両端・ピニオン部・ラインローラー部の3箇所へ搭載(フルマグシールド仕様)。

過酷な環境に耐え抜くにはリールを支える強靭な心臓部が必要です。滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」。

魚の引きに合わせスムーズに作動し、滑らかに効き続けるATD。その初動レスポンスを高めたATD TYPE-L。滑り出しと追従性を追求し、ドラグ設定を気にすることなく、ファイトに集中することが可能となりました。

ABSⅡの接触抵抗を減らす思想はそのままに、接点を前にだすことでよりスムーズなライン放出を実現。リング部が前に出た効果でリング上にラインが乗りにくくなり、従来のABSⅡ以上に約5%の距離UPとトラブルレスの向上に成功しました。LC(=LONG CAST)を実現する次世代のABSスプールです。

純正では55mmハンドルを装着。スナップだけでも回しやすく、60mmハンドルより流速変化を捉えやすい感度を持ち合わせる、バランス型のハンドル長。ボディの剛性が高いこととも相性が良く、パワーファイトにも一切の不安を抱かせない。ハンドルノブにはSLP社「RCS パワーライトノブ Mロング」を搭載。急な負荷にも滑りにくく、しっかりホールドした状態でのファイトが可能。