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ビーストブロウルの進化。Writting by 濱本国彦

TextAPIAプロスタッフ濱本国彦

僕がAPIAと出会ったのは、まだネオンナイトが世に出ていない頃だった。

その当時のFoojin’goに触れ、その後にネオンナイト、フローハントを手にした時の衝撃は、今でも鮮明に覚えている。

 当時、僕はモデレート調子のロッドを好んで使い込んでいた。

そんな僕に衝撃を与えてくれたのが「サーフスター」というロッドであり、そこからFoojin’との出会いが始まった。

 

質感、キャスト、振り抜け、飛距離、アキュラシー、ルアーコントロール。

そのすべてにおいて、「俺の求めていた道具はこれだ」と思えたのだ。

 

そして実際、僕の釣りは一気に進化することになる。

そう、あの一匹——116cm・13kgを含め、わずか一年の間に3本のメーターオーバーのシーバスと出会うことになるのである。

 それは、たまたま捕れた魚ではない。

アプローチからキャッチまで、すべての工程に無駄がなくなったことで、出会えるチャンスそのものが広がった結果だった。

その頃、すでにビーストは存在していたのだが、当時の僕のフィーリングには合っていないと感じていた。

それは単なる「パワー系」に特化した道具のように思えたからだ。

 

自重は重く、動作のすべてに力がいる。

デカい魚をコントロールする力はあるが、掛けるまでの繊細なコントロールがやりにくい。

そんな印象を持っていた。

 

だが、3本のメーターオーバーとの出会いをきっかけに、

宇津木社長から「次のビーストを濱本さんに担当してもらえませんか?」

と声を掛けてもらった。

それが、クワトロコレクションのビーストブロウル90MHだった。

ここから「パワー系ロッドでの所作の簡素化」への取り組みが始まる。

 マサッチが作ったネオンナイト、REDが形にしたフローハントのように、

細かな技や繊細なコントロールができる“パワー系”。

それが、僕の目指した理想形だった。

 それまでのビーストよりも短めのレングスに設定し、とにかくシャープに。

そして、取り回しを細かくコントロールできることを徹底的に追求した。

 

それは日々の釣りの中で一匹一匹を積み重ねながら、

「デカいヤツを狙って獲れるタイミング」があると確信した瞬間でもあった。

 

ビーストだから獲れる魚がいる。

ビーストだから出会える瞬間がある。

 

そんなロッドを目指してきたのが、

僕の分身でもある「名刀」——ビーストブロウルだ。

 

クワトロコレクションのビーストから始まり、

ADビーストを経て、5代目ビーストとしてボロンを纏い登場した。

 

その完成度は、

「もうこれ以上の進化はあるのか?」

そう思えるほどだった。

 

……が、(笑)

更に『X-FORCE100』という新しい武器を手に入れた「Z」たちは、6代目として生まれ変わった。
そして今、ビーストブロウルもクワトロビーストから恐ろしく進化を遂げている。

これまで“硬さ”がなければ成立しなかったコントロール性能が、進化の末に「張り」と「弾力」という異次元とも思える特性の融合によって実現したのだ。

その結果、誰もが扱え、思い通りにコントロールできる。
MHクラス、パワー系ロッドの究極形。

それが
「6代目 Foojin’Z ビーストブロウル93MH」なのである。

 

持った瞬間に感じる「軽さ」にまず驚き、そして手に伝わる強さは今まで通り、いやそれ以上である。

だが、実際に曲げてみると、思った以上に曲がることに皆が驚く。この曲がりこそが「弾力」の部分なのだ。

硬いから「強い」のではない。
「曲がっても強い」のである。

かと言って「弾く」ような感じもしない。まるで上質な「硬質ゴム」のような、なんとも不思議な感覚を覚える。

実際に投げてみると、その弾道にまた驚かされる。
この感覚は5代目の時にもすでに感じていたものだが、ロッドの自重が軽くなったことでキャストスピードが上がり、その分、低弾道でスピードの乗ったキャストが可能になる。

結果として、飛距離は驚くべきものになる。

さらにそこに「アキュラシー」まで加わるのだから、驚き以外の感想が出てこないのである。(笑)

昨年末に出会った「アカメ」。
そのサイズは全長111cm、体重はおそらく20kgを軽く超える個体だった。

この一匹をフルリフトし、走りをコントロールできたこと。
ここでもう一つ、声を大にして言いたいことがある。

魚が引っ張る力を「弾力」で吸収し、
ロッドが魚を寄せてしまう力が半端じゃない、ということだ。

これこそが、僕の思う「究極の弾力」なのではないかと感じている。

6代目ビーストブロウル93MHと25ベンチュラ、そしてPE1.5号という普段通りのタックルセッティング。
この組み合わせで捕れたアカメとのファイトは、すべての進化を証明してくれた瞬間でもあった。

また、去年の冒頭に配信された高知でのランカーヒラスズキとのファイトシーンを、ぜひもう一度見てほしい。

ほぼドラグを出さず、ロッドの曲がりだけでシーバスの引きをコントロールできているところを。
そして、ランディングまでの時間の短さを。

まさしく「無理なく寄せてしまう力」の証なのだ。

ぜひ体験してほしい。
異次元の飛距離と、その弾道を。

そして、シーバスの引きを意のままに操れてしまう楽しさを。

これからあなたの釣りの中で起こるかもしれないドラマ。
その瞬間を際立たせるためにも、6代目ビーストはきっと必要になる。

そう信じて、皆様に「6代目ビーストブロウル93MH」を自信を持っておすすめしたい。

そう!

最高の一匹の為に!!!!

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