DOVER70FShallowRunner 激戦区エリアでも「食わせる」能力が高い、70mmシャローランナーが登場。

シーバス個体数が少ないエリアや、アングラー人口が多くハイプレッシャー化している地域でも好反応を得られる、小粒なシャローランナー(SR)がDOVERシリーズから登場。水中では浮遊感漂う絶妙なアクション設定となっており、リアクションではなく自然と口を使わせる力を持つ。シリーズの特徴でもある飛距離も追求し、70mmクラスのSRとは思えない飛びで攻略範囲を拡大。小さなシルエットをフレッシュな遠投先に置ける事で、今までスルーしていた個体も射程のターゲットとなった。フラッシング効果の高いフラットサイド形状はデイゲームもOK。ベイトフィッシュについたクロダイ攻略にも。

[全長] 70mm [重量] 8.5g
[タイプ] フローティング
[アクション] ウォブンロール
[レンジ] 0〜30cm
[フック] #8
[価格] ¥1,580(税抜)

浮遊感と機敏さを併せ持つ99Fの弟分

内田聖

私の住む愛知県の地域には、大手自動車メーカーを顧客とした多くの大企業が軒を連ねる。そして各社が県内に無数の工場を持ち、工場もまた無数の社員が働いている。まさに大工業地帯。趣味にお金をかけられる独身男性も多く、釣り人口も多い。そんな地域が私のシーバスフィッシングのエリアだ。工場は「昼勤」「夜勤」交代制のため地元のフィールドは昼夜問わずアングラーで溢れかえり、まさに「年中隙間なくルアーが撃たれているフィールド」だ。都市部ほどウォーターフロント開発も進んでおらず、海沿い、川沿いは工場が多く立ち並び、立入禁止のエリアばかりで、釣り座が少ないのも特徴だ。そんなハイプレッシャーフィールドでシーバスフィッシングを嗜んできた自分達にとって、存在感の小さい「コンパクトルアー」は「いたって普通」のアイテムでもある。それだけに、これからのコンパクトルアーに求める要求レベルも高い。

DOVER70F Shallow Runner

以前記事でDOVER99Fに触れたが、このルアーは本当に活躍してくれていて、秋のフィールドで最初に投げるパイロットルアーでもある。そして現在、その99Fの弟分「DOVER70F Shallow Runner」というルアーを開発している。浮力感たっぷりのボディと小さめリップのバランスはまさに99F譲り。このルアーは99Fベースに設計されており基本構造を踏襲している。最初のプロトから飛距離は十分なレベル。また動き出しの良さや浮遊感も99Fが再現されていて、まさにロバスト性(ある要素、ここでは外形サイズ、が変化しても変わらぬ性能を持たすことができる性能)の高い構造のように感じた。

浮遊感と機敏さを併せ持つ。

ナイトゲームは99F同様水噛みぎりぎりのリトリーブスピードで、浮遊感をもったスローなアクションを出すことができる。ここはいかにもDOVERらしい仕上がりとなっている。というより自分の中でここは必須の要件であり、最も力を入れている部分でもある。「大きな魚」を狙う意志、それはDOVERのあのボディとリップのバランス感だ。そして99Fと違う部分、このルアーは99F以上に感度が鋭く、ロッドアクションに機敏に反応する。浮遊感と機敏なアクションを併せ持ち、表層での「緩急」がつけやすい。X80やB-太のような足元の釣りで欲しいメリハリのある動きを発動できる。驚愕の飛距離で遠くに飛ばし、明暗は持ち前の浮遊感で流しながらリトリーブし、攻められにくい沖のストラクチャ際へ差し掛かると、緩急メリハリのあるアクションで魚を誘いだす。1キャストでいろんな事がやれる。DOVER70FSRの特質した性能と言える。

あの土嚢の上を引きたい。

地元エリアに多く存在している金網土嚢。河川の中に無数においてあって、そこはまさに根掛かりの宝庫。当然のことながらシーバスはその土嚢をストラクチャ壁として食ってくる。土嚢ぎりぎりに追い込まれるトレースコースはバイトの確率が極めて高くなる。土嚢が水の中に沈んでおり、潮位が高い時に土嚢の上にいたイナッコのようなスイムベイトが、潮位変化により土嚢の上から移動するタイミングがジアイだ。DOVER70F Shallow Runnerはスローリトリーブで0~10cmを通す事ができる。70Fはこんなシチュエーションで活躍してくれる。

開発のスパイス

機敏に反応するボディで、かつレングスの短いプラグであるため、アクションのピッチは早くなる。開発においては、そこをある程度殺し動きを落ち着かせる味付けをどこまでやるか注力した。コンパクトルアーというのはデイゲームで有効な場面が多い。DOVERはフラット面を持ちフラッシングを発動できる。小さなルアーであるがゆえにフラッシングによる存在感のアピールが必要になる。このため、アクションは多少残るようなセッティングにしてある。前述したナイトゲームで発動したい「浮遊感」はリトリーブスピードが遅い。そこの性能は維持しつつ、リトリーブスピードを速めるとフラット面のフラッシングを充分に使える程度のアクションを残している。またレンジもウェーディングのようなティップ位置と水面の高さが近い釣りにおいて、気持ちレンジが入るようにもしてある。ここはシャロー河川の中層を狙う意図がある。こうしてデイ&ナイトを両立できるようなセッティングを目指した。決して「同じアクションであること」がDOVERではないと思っている。コンパクトルアーであるがゆえに必要な性能をしっかり作りこむことで「DOVER」としての汎用性、現場への適用性を高めている。

内田聖について

カラー

  • 01 アカキンコノシロ(内田SP)
  • 02 チャートバックパール
  • 03 ボラ
  • 04 コットンキャンディ
  • 05 レッドブルダスト
  • 06 スーパーナチュラル
  • 07 ハマーナイト(濱本SP)
  • 08 CHモヒート(RED中村SP)
  • 09 マツオデラックス(松尾SP)
  • 10 どチャート
  • 11 クリアクラウン(内田SP)
  • 12 LGHチャートバック
  • 13 黒銀サラシ(松尾SP)

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