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2018.09.20

開発コラム~【水辺を共に歩むモノ ‐ 後編】 by 松尾道洋

DSCN6075.JPG2015年に誕生してからはシリーズの母体を担い、多くの派生を生み出した120F。シーバスゲームにおけるプラグの基本性能のみを追求し、あえて特化させた特徴を持たせず、誰もが迷い無く投げ込める「使いやすさ」に主観を置いたこのモデルも、3年目の今年は大きなリニューアルを図る事になる。パイロットルアーの基準が3年前と今では異なってきた事がリニューアルの一番の理由であるが、リニューアルに伴い製品名も「DOVER120F Riva」(*ドーバー120F リーヴァ)へと変更した。Rivaはイタリア語で水辺を意味しており、河川や磯、浜辺を含む様々なシチュエーションを連想させる名前である。

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初代120Fも多岐に渡るフィールドにおいて高い汎用性を求めてはいたが、それでもやはり河川をメインに使う事でその性能を強く発揮していた。だが、今回生まれ変わったDOVER120F Rivaは河川だけではなく、磯や汽水湖などでも同等に投げ続けられる性能となっており、その対応力を従来よりも一層向上させている。最も変わったのは水中での静止姿勢で、初代よりもやや前傾とする事で泳ぎ出しが格段に向上した。これにより、流れの少ない汽水湖や、正面からの流れを受けやすい磯やサーフなどでも素早く始動。ルアー自身が持つ最も重要な「遊泳力」を高める事で、適応能力のレベルが一気に上がったと表現しても良いだろう。また、パイロットルアーとしてのサーチ能力を担う飛距離もUP。APIAルアーの中に置いてというよりも、世にある120mmクラスのフローティングミノーの中でもトップクラスにあり、始動の早さも相乗してより広範囲を探れるようになっている。リップはやや小さく、ボディシルエットもシェイプしており、ラインが引っ張られていく気持ちの良いキャストフィールを味わってもらえるはずだ。

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■『DOVER 120F Riva(リーヴァ)』製品ページ

   

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